コンパイルとは?【IT用語解説】

コンパイルとは?
コンパイルとは、人間が読み書きしやすいプログラミング言語で書かれたソースコードを、コンピュータが直接理解して実行できる機械語に変換する作業のことです。
なぜコンパイルが必要なの?
- コンピュータは人間の言葉を理解できない: コンピュータは、0と1の組み合わせである機械語しか理解できません。
- 人間は機械語を直接書くのは難しい: 機械語は非常に複雑で、人間が直接書くのは困難です。
そこで、人間が読み書きしやすいプログラミング言語でプログラムを書き、それをコンパイラという特別なソフトウェアを使って機械語に変換することで、コンピュータに実行させることができます。
コンパイルの具体的な流れ
- プログラマーがソースコードを書く: プログラマーは、C言語、Java、Pythonなどのプログラミング言語を使って、プログラムのロジックを記述します。
- コンパイラがソースコードを読み込む: 書かれたソースコードをコンパイラが読み込みます。
- コンパイラが機械語に変換: コンパイラは、読み込んだソースコードをコンピュータが理解できる機械語に変換します。
- 実行ファイル(バイナリファイル)が生成される: 変換された機械語は、実行ファイル(バイナリファイル)として保存されます。
- 実行ファイルを実行: 生成された実行ファイルをダブルクリックしたり、コマンドを実行したりすることで、プログラムが実行されます。
コンパイラとインタプリタの違い
- コンパイラ: ソースコードを一度に全て機械語に変換し、実行ファイルを作成します。実行速度が速いのが特徴です。
- インタプリタ: ソースコードを一行ずつ読み込みながら実行します。コンパイルの過程がないため、開発効率が高い一方で、実行速度はコンパイラに比べて遅くなります。
コンパイルのメリット
- 実行速度が速い: コンパイル済みのプログラムは、機械語で直接実行されるため、インタプリタで実行されるプログラムよりも高速に動作します。
- 効率的なメモリ利用: コンパイラは、プログラム全体を最適化して機械語に変換するため、メモリを効率的に利用できます。
コンパイルのデメリット
- 開発時間がかかる: ソースコードを変更するたびにコンパイルし直す必要があるため、開発時間が長くなる場合があります。
- プラットフォーム依存性: 生成された実行ファイルは、特定のコンピュータやOSでしか実行できない場合があります。
まとめ
コンパイルは、プログラミング言語で書かれたプログラムをコンピュータが実行できるようにするための重要なプロセスです。コンパイラによって、人間が理解しやすいプログラミング言語で開発されたソフトウェアが、コンピュータ上で動作することが可能になります。

